ブルガリア空軍とは? わかりやすく解説

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ブルガリア空軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/25 00:58 UTC 版)

ブルガリア空軍
Военновъздушни сили
創設 1906年
国籍  ブルガリア
軍種 空軍
タイプ 軍事航空
任務 航空戦闘
兵力 8,500名[1]
上級部隊 ブルガリア軍
指揮
現司令官 ディミタール・ペトロフ少将
識別
国籍識別標
使用作戦機
攻撃機 Su-25K
戦闘機 MiG-29A
攻撃ヘリ Mi-24
輸送ヘリ Mi-17
汎用ヘリ AS532
ベル 206
偵察機 An-30
練習機 Z 242L英語版
PC-9M
L-39ZA
輸送機 L-410
C-27J
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ブルガリア空軍(ブルガリアくうぐん、ブルガリア語: Военновъздушните сили、略称ВВС)は、ブルガリア空軍組織である。1906年に創設され、ナチス・ドイツとの同盟時代、ソビエト連邦との協力時代を経て現代に至っている。

組織

  • 空軍総本部
    • 防空司令部
      • 第3戦闘機航空基地
        • 第1戦闘飛行隊
        • 第2戦闘飛行隊
      • 高射ミサイル旅団×3
      • 電波技術旅団
    • 戦術航空隊司令部
      • 第22攻撃機航空基地
        • 第1攻撃飛行隊
        • 第2攻撃飛行隊
      • 第24ヘリコプター航空基地
        • 第1攻撃ヘリコプター飛行隊
        • 第2輸送ヘリコプター飛行隊
      • 第16輸送機航空基地
        • 第1輸送飛行隊
    • 直轄部隊
      • 中央支援隊
      • 通信大隊
      • 軍事演習場×12
      • 軍事航空管制所

装備

固定翼機

回転翼機

無人機

  • ヤストレブ-2S[3]

対空兵器

搭載兵装

退役装備

国籍識別標

階級

空軍の階級一覧。

  • 士官:Офицери
    • 将官:Висши офицери
      • 大将:Генерал
      • 中将:Генерал-лейтенант
      • 少将:Генерал-майор
      • 准将:Бригаден генерал
    • 佐官:Старши офицери
      • 大佐;Полковник
      • 中佐:Подполковник
      • 少佐:Майор
    • 尉官:Младши офицери
      • 大尉:Капитан
      • 上級中尉:Старши лейтенант
      • 中尉:Лейтенант
      • 少尉:Младши лейтенант
      • 士官候補生:Офицерски кандидат
  • 下士官:Сержанти
    • 曹長:Старшина
    • 上級軍曹:Старши сержант
    • 軍曹:Сержант
    • 下級軍曹:Младши сержант
  • 兵:Войнишки
    • 上等兵:Ефрейтор
    • 兵卒:Редник

歴代司令官

空軍司令官
職名 氏名 階級 在任期間 出身校 前職
司令官 シメオン・シメオノフ 少将 2005- 高等空軍学校 空軍参謀長

脚注

出典

  1. ^ International Institute for Strategic Studies (2023-02-15). The Military Balance 2023. London: Routledge. p. 77. ISBN 9781032508955. https://www.iiss.org/publications/the-military-balance/the-military-balance-2023 
  2. ^ Gareth Jennings (2024年10月24日). “Bulgaria's first F-16 makes maiden flight”. janes.com. 2024年10月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15). The Military Balance 2023: The International Institute for Strategic Studies. Routledge. pp. 77-78 
  4. ^ a b 青木謙知、藤田勝啓『MiG-29 フルクラム (イカロス・ムック 世界の名機シリーズ)』イカロス出版、2015年、86頁。 
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 国際戦略研究所 著、防衛庁防衛局調査第二課 訳『ミリタリー・バランス 1981-1982』朝雲新聞社、1981年11月25日、72頁。 
  6. ^ a b c 国際戦略研究所 著、防衛庁防衛研究所 上野英詞 訳『ミリタリー・バランス 1994-1995』メイナード出版株式会社、1995年3月10日、126頁。 

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エンジン詳細は「クリーモフ RD-33」を参照エンジンは、アフターバーナー付きターボファンエンジンであるクリーモフ RD-33を2基、胴体下面のエンジンナセルに収容している。クリーモフRD-33は、ミリタリー推力は5,040 kgf、アフターバーナー使用時最大推力は8,300 kgfである。また改良型のRD-33シリーズ2、シリーズ3では出力強化よりも運用寿命延長を重視した改良がおこなわれている。MiG-29MやMiG-29Kでは、改良型のRD-33Kが装備された。クリーモフRD-33Kの最大推力は、アフターバーナー不使用時で5,500 kgf、アフターバーナー使用時は8,800 kgfにパワーアップされているほか、MiG-29Kではさらに空母からの発艦に備えて短時間に限り9,400 kgfまでパワーを出せた。改良型のMiG-29M1/M2やMiG-29K/KUB、MiG-35では、さらなる改良型のクリーモフRD-33MKが搭載されている。クリーモフRD-33MKの最大推力は、アフターバーナー不使用時で5,300 kgf、アフターバーナー使用時は9,000 kgfにまでパワーアップされている。主翼の付け根部分の下部に取付けられているエンジンのインテークには、開閉式のドアが設けられており、タキシング時にはこのドアを閉めて異物の侵入を防いでいる、ドアには小さい穴を設けて閉じた状態でも空気を取り入れられるようになっているが、それだけでは吸気流量が不足するため、機体上部のLERX部分に装備されたルーバー型の補助インテークを開いて、そこから必要な空気を取り入れるようになっている。これは国土が極端に広いソ連の国情を反映したもので、不整地や凍土など滑走路以外から離着陸する際に異物を吸い込んでのエンジン損傷を防ぎ、より安全に運用するための工夫である。改良型のMiG-29M以降は、Su-27と同様にインテーク内部に格子を立てる方式に改め、LERX上部の補助インテークがあった部分には燃料タンクを設置した。クリーモフRD-33。ブルガリア空軍のMiG-29。主インテークのドアが閉じられており、LERX上部のルーバー型補助インテークが開いている。MiG-29Kのインテーク。インテーク内部に格子を立てている。機内燃料
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