ブラジルのエスフィーハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 15:52 UTC 版)
「エスフィーハ」の記事における「ブラジルのエスフィーハ」の解説
中東のスフィーハがシリアとレバノンからの移民によってブラジルに持ち込まれ、エスフィーハとして独自の発展をとげた。今日では牛挽肉、ほぐした鶏肉、チーズ、カード、野菜などが具材として用いられ、軽食・ファーストフードとして日常的に販売されている。 ブラジルのエスフィーハは、形状によりエスフィーハ・アベルタ(esfiha aberta)とエスフィーハ・フェシャーダ(esfiha fechada)の2種類に区分される。エスフィーハ・アベルタは円くのばした生地の上に具材をのせて焼いたピザ状のエスフィーハである。エスフィーハ・フェシャーダは三角形に折ったパンの中に具材を詰めたもので、アラビア語でファターイルと呼ばれる料理と同じ形である。 ブラジルで中東料理をファーストフードとして廉価で提供するチェーン店のハビービスは、挽肉、ホウレンソウ、鶏肉、チーズのエスフィーハ・アベルタを扱っており、パン生地の代わりに折りパイ生地を使用したビーブスフィーハ・フォリャーダ(Bib'sfiha folhada)という製品もある。
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