フリー・ベースとは? わかりやすく解説

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Freebase

(フリー・ベース から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 14:07 UTC 版)

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Freebase
URL www.freebase.com
言語 英語
タイプ オンラインデータベース
運営者 Metaweb Technologies(Google
営利性 No
登録 任意
開始 2007年3月3日(14年前) (2007-03-03
現在 2016年5月2日に終了。Wikidataに移行。
ライセンス
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

Freebaseはかつて存在した知識ベースサイトである。

概要

Metaweb Technologies(2010年にGoogleに買収された[1])によって運営されていたオンラインデータベースである。[2][3]2007年3月から一般に公開され、商用、非商用問わず使用可能なAPIなどが提供されていた。

Metawebを買収したGoogleは2014年12月14日にFreebaseを段階的にシャットダウンすると発表し、Wikidataへの移行を支援すると発表した。[4]2015年12月16日にGoogleはFreebase APIの代替となることを意味するKnowledge Graph APIを正式に発表した。Freebase.comは2016年5月2日に正式に閉鎖された。[5][3]

特徴

FreebaseにはWikipediaやNNDB英語版MusicBrainzから抽出されたデータと、ユーザーから投稿されたデータを構造化された形で保持及びCCライセンスで提供しており、APIを通して利用可能であった。しかしFreebase自体はプロプライエタリであったが、2019年にGoogleがGitHub上に公開した。[6]

ティム・オライリーは公開された翌日にFreebaseを「Web 2.0における集合知と、構造化されたデータとの架け橋である」と評価した。[7]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “Metaweb joins Google” (プレスリリース), Metaweb, (2010年7月16日), オリジナルの2012年5月30日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20120530075733/http://blog.freebase.com/2010/07/16/metaweb-joins-google/ 2010年7月16日閲覧。 
  2. ^ Markoff, John (2007年3月9日). “Start-Up Aims for Database to Automate Web Searching”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2007/03/09/technology/09data.html?ex=1331096400&en=a87d4f61e6052888&ei=5090&partner=rssuserland&emc=rss 2008年3月26日閲覧。 
  3. ^ a b Tanon, Thomas; Vrandečić, Denny; Sebastian, Schaffert; Thomas, Steiner; Lydia, Pintscher (2016). “From Freebase to Wikidata: The Great Migration”. WWW '16: Proceedings of the 25th International Conference on World Wide Web. Republic and Canton of Geneva,Switzerland Conferences Steering Committee: International World Wide Web. pp. 1419-1428. doi:10.1145/2872427.287480910.1145/2872427.2874809. ISBN 978-1-4503-4143-1. https://dl.acm.org/doi/10.1145/2872427.2874809 2020年7月6日閲覧。 
  4. ^ Freebase”. Google Plus (2014年12月16日). 2019年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月11日閲覧。
  5. ^ So long and thanks for all the data!” (2016年5月2日). 2016年5月5日閲覧。
  6. ^ graphd project on github.com” (2019年10月1日). 2019年10月1日閲覧。
  7. ^ O'Reilly, Tim (2007年3月8日). “Freebase Will Prove Addictive”. O'Reilly Radar (O'Reilly Media). オリジナルの2008年10月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20081014194028/http://radar.oreilly.com/archives/2007/03/freebase-will-p-1.html 2014年9月6日閲覧。 

関連項目


フリー・ベース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:17 UTC 版)

アコーディオン」の記事における「フリー・ベース」の解説

左手側の低音部でもメロディー和音ピアノのように自由に弾けるようにした、改良型ベースシステムで、半音階網羅した1鍵1音のクロマティック式のボタン鍵盤びっしり並べている。ボタン配列方式はさまざまである

※この「フリー・ベース」の解説は、「アコーディオン」の解説の一部です。
「フリー・ベース」を含む「アコーディオン」の記事については、「アコーディオン」の概要を参照ください。

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