フトマニの構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 06:31 UTC 版)
フトマニは、「モトアケ」と呼ばれる図をもとに占うものである。「モトアケ」は大宇宙をかたどったものとされる。具体的には、アワウタの48音と「アウワ」が円形に並べられたものである。 中央の輪 アウワ(モトモト、ナカミクラ) 1番目の輪 トホカミヱヒタメ(ヤモト、ヤモトカミ) 2番目の輪 アイフヘモヲスシ(アナミカミ) 3番目の輪 その他の音韻(ミソフカミ) という構造になっている。トホカミヱヒタメとアイフヘモヲスシを合わせて「アナレ」とも言う。ミソフカミとは、アワウタの48音から、トホカミヱヒタメとアイフヘモヲスシの16音を除いた32音のことである。 「モトアケ」図の配列は、ある「法則」に基づいている。その法則とは、「モトアケ」図の文字の「記載順」と「読み方順」が違うことである。例えば「モトアケ」図の内側の2番目の円が、右回りに「ア」から「アヘスイモシフヲ」の順に右回りに記載されている。それに対し「モトアケ」図の読み方は、「アイフヘモヲスシ」の順である。「モトアケ(フトマニ)図の配列の「ある法則」に付いての表現は、吉田六雄の命名。根拠は「検証ホツマツタヱ 32号(2007年8月)」にて、公にされている。
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