フォースモード(Force Mode)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 16:14 UTC 版)
「原子間力顕微鏡」の記事における「フォースモード(Force Mode)」の解説
プローブを試料に接触させ、その際に生じるカンチレバーのしなりをモニターし、カンチレバーにかかる力を測定する。細胞膜タンパク質の検出や細胞の粘弾性力の測定などに用いられている。また、生体分子などを引っ張ることにより発生する力の変化から分子内構造(ドメイン)などの解析や、試料にプローブ先端で穴をあけ(インデンテーション)、剛性などを検査することも可能である。このモードでは一般的に表面形状などの分布は測定されない。
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