フェラン_(フランドル伯)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フェラン_(フランドル伯)の意味・解説 

フェラン (フランドル伯)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 06:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
フェルナンド・デ・ポルトゥガル
Fernando de Portugal
フランドル伯
ブーヴィーヌの戦いに敗れ、捕虜となったフェラン。
在位 1212年 - 1233年

出生 (1188-03-24) 1188年3月24日
ポルトガル王国コインブラ
死去 (1233-07-27) 1233年7月27日(45歳没)
フランス王国ノワイヨン
埋葬 フランス王国、マルケット
配偶者 フランドル女伯ジャンヌ
子女 マリー
家名 ブルゴーニュ家
父親 ポルトガルサンシュ1世
母親 ドゥルセ・ベレンゲル・デ・バルセロナ
テンプレートを表示

フェルナンド・デ・ポルトゥガルポルトガル語:Infante Fernando de Portugal, 1188年3月24日 - 1233年7月27日)は、ポルトガルの王族(インファンテ)でフランドル伯(在位:1212年 - 1233年)。父はポルトガル王サンシュ1世、母はバルセロナ伯ラモン・バランゲー4世アラゴン女王ペトロニーラの長女ドゥルセ。ポルトガル王アフォンソ2世は兄、デンマークヴァルデマー2世の妃ベレンガリアは妹に当たる。フランス語フェラン(Ferrand)とも呼ばれる。

生涯

1212年、フランドル女伯ジャンヌと結婚、共同統治者としてフランドルを統治した。しかし、フランスフィリップ2世の息子のルイ王太子(のちのルイ8世、母イザベルがジャンヌの伯母)にフランドル南部の土地を奪われたため、イングランドジョンおよび神聖ローマ皇帝オットー4世と同盟を結んでフィリップ2世に対抗したが、1214年ブーヴィーヌの戦いで敗れて捕虜となり、1227年まで解放されなかった。これ以降、フランドルはフランス王家の影響下に置かれるようになった。

1233年、ノワイヨンで死去した。ジャンヌとの間に娘マリーしか生まれなかった。ジャンヌはフェランが死んだ後にサヴォイア伯トンマーゾ1世の息子トマと再婚したが、子供がなかったため、ジャンヌの死後は妹マルグリットが継承した。

参考文献

先代:
ジャンヌ
フランドル伯
1212年 - 1233年
ジャンヌと共同統治
次代:
ジャンヌ

「フェラン (フランドル伯)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フェラン_(フランドル伯)」の関連用語

フェラン_(フランドル伯)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フェラン_(フランドル伯)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフェラン (フランドル伯) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS