フェアマウント公園の松風荘庭園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 03:09 UTC 版)
「松風荘」の記事における「フェアマウント公園の松風荘庭園」の解説
フェアマウント公園にある現在の庭園は、1909年に日本の庭師によって、仁王門の前に蓮池を中心に造られた。この日本庭園の存在が、松風荘が現在地に移築された要因である。1957年に佐野旦斎が滝を加え、日本から搬送された庭石を配置、杉、檜、しだれ桜等を植樹した。1976年の大修復の際には、造園家の中島健が築山を築き、敷石を加えた。築山の前面にある雪見灯篭は1953年に当時の東京都知事安井誠一郎によって寄贈された上野の寛永寺所属の灯篭である。フェアマウント公園の森林を借景にした、池泉観賞式の1300坪の日本庭園である。日本庭園に関する当地の雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』(JOJG)によって、北米にある300余の日本庭園の中で、3位にランクされている。
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