牧野明
(フィリピン生体解剖事件 から転送)
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牧野 明(まきの あきら、1922年(大正11年)頃 - 2007年(平成19年)5月)は、大日本帝国海軍の衛生兵。太平洋戦争中にフィリピンで生体解剖へ関与していたと、初めて証言した人物である。
注釈
- ^ 共同通信の配信記事に基づくBBCやガーディアンの記事では“Doctor”と報じているが[1][2]、日本語記事では衛生兵となっている。
- ^ 戦艦「大和」を中心とした遊撃部隊は、1944年7月に日本本土からリンガ泊地へ向かう際、第49師団歩兵第106連隊など陸上部隊の輸送に協力している[3]。
出典
- ^ a b Japanese doctor admits POW abuse, BBC, 2006-11-26. (2012年9月8日閲覧)
- ^ a b McCurry, Justin. Japanese veteran admits vivisection tests on PoWs, Guardian, 2006-11-27. (2012年9月8日閲覧)
- ^ 防衛庁防衛研修所戦史室 『海軍捷号作戦(1)台湾沖航空戦まで』 朝雲新聞社〈戦史叢書〉、1970年、380頁。
- ^ a b c d e f g h i j k Ozawa, Harumi 「フィリピンでの人体実験を語る旧日本軍兵士」 AFPBB News 2007年11月2日(2012年8月16日閲覧)
- ^ a b 防衛庁防衛研修所戦史室 『捷号陸軍作戦(2)ルソン決戦』 朝雲新聞社〈戦史叢書〉、1972年、638-639頁。
- ^ 防衛庁防衛研修所戦史室 『南西方面海軍作戦 第二段作戦以降』 朝雲新聞社〈戦史叢書〉、1972年、564頁。
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