ファンクラブと手紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 00:21 UTC 版)
第一に、強固な読者層を持つ。元々は自らの書籍で乗車券制度に関する質問を手紙で受け付けたことに端を発する。この質問の手紙を見た種村の友人が読者の会を構成することを提案し、本人が同意したため「種村直樹レイルウェイ・ライター友の会(Train Travel Talk Tanemura、通称TTTT)」と称する一種のファンクラブ組織が創設された。種村はこのファンクラブをフルに活用して書籍を執筆している。特に「汽車旅ゲーム」は会員が中心となって企画を立て参加し、その様子を種村が書籍化するというスタイルが取られた。 また、読者からの手紙・質問にはほとんど返答を出すことでも知られる。ただ独自の封筒と便箋に直筆でなされる返答が、昔の新聞記者独特の大変な悪筆であり、自らの著作で「読者に出した手紙が読めないという苦情をもらうことがある。」 と自分で紹介しているほどである。
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