ファリス神官のイメージ好転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/11 00:33 UTC 版)
「クレア・バーンロード」の記事における「ファリス神官のイメージ好転」の解説
清松みゆきは当時リプレイ第1部「モンスターたちの交響曲」に登場したハール・ラフィンドの悪影響で敬遠されがち、悪くすれば血に飢えた狂信者、良くて危険人物の扱いだったファリスの神官戦士のイメージを好転させるため、「亡者の村に潜む闇」の段階から布石を打っていた。 彼女クレアがそれである。清松はリプレイあとがきで狂信的な正義感のファリス神官が軟化していく過程を描くため、将来的にPCとしてファリス神官が使ってもらえるようにするため彼女を登場させたという趣旨の発言をしており、彼女の登場が意図的なものであったことは疑う余地がない。これは危険な賭けであったが、プレイヤーの協力もあって目論みは見事成功に終わり、ファリス神官への悪感情はその後徐々に緩和されていくことになる。後のイリーナ・フォウリーの登場、新ソードワールドRPGリプレイの大成功の遠因になったとも言える。
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