USAAF ムスタング
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2025年3月) |
ジャンル | 横スクロールシューティング |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) メガドライブ (MD) PlayStation 4 (PS4) Nintendo Switch (Switch) |
開発元 |
AC[1] / MD[2] NMK |
発売元 |
AC UPL[3] MD タイトー[4] |
音楽 | HIDE-KAZ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ)[3] |
メディア | 業務用基板 |
発売日 |
AC![]() MD ![]() PS4/Switch INT 2021年9月2日 |
対象年齢 |
PS4/Switch CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
『USAAF ムスタング』(USAAF Mustang)はNMKが開発し[1]、UPLが1990年6月に発売した業務用ビデオゲーム[3]。第二次世界大戦を題材に、アメリカ軍の戦闘機「ムスタング」を操縦して日本軍と空中戦を繰り広げる、2人同時プレイが可能な横スクロールシューティングゲームである[3]。
1991年にはNMKの許諾を受けて[5]、タイトーがメガドライブ版を『ファイアームスタング』と改題した上で発売[6]。また、2021年にはハムスターが『アーケードアーカイブス』の1作品として、PlayStation 4とNintendo Switch向けにアーケード版の移植版を発売した[7]。
ゲーム内容
本作は同じくNMKが1987年に開発した、『P-47』タイプの横スクロールシューティングである。タイトルの「USAAF」はアメリカ陸軍航空軍(United States Army Air Forces)で、「ムスタング」はP-51戦闘機である。第二次世界大戦のアメリカ軍のムスタングを操作し、敵のドイツ軍と日本軍を相手に戦うといった設定になっている。
8方向レバー+ショットAとショットBの2ボタン(機銃+爆弾、ストライクフォーサー)で自機のP-51戦闘機(ムスタング)を操作する。ステージは基本的に地形の無い横スクロールで、空中からは戦闘機、地上からは主に車両や戦車、戦艦が敵として攻撃してくる。
機銃と爆弾はそれぞれ空中の敵と地上の敵を攻撃するのに対応しており、アイテムキャリアであるヘリコプターを撃破すると現れるアイテムを取ることで攻撃を強化出来る。ショットBのストライクフォーサーは画面全体の全ての敵にダメージを与え、その瞬間自機は無敵状態になる。
ステージクリア後に倒した敵の数に応じて、ボーナススコアが加算される。ステージ数は全8面で、無限ループの仕様となっている[3]。
アイテム
- 1up - 残機が一つ増える。
- 爆弾POWERUP - 最大8連射。
- ストライクフォーサー +1 - 最大8個まで。
ステージ構成
- STAGE 1
- ノルマンディー
- STAGE 2
- トラック諸島
- STAGE 3
- サイパン
- STAGE 4
- アルジェリア
- STAGE 5
- ビルマ
- STAGE 6
- アルプス
- STAGE 7
- ヤマト
- STAGE 8
- ベルリン
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ファイアームスタング | ![]() |
メガドライブ | NMK[2] | タイトー[4] | 4Mロムカセット[8] | ![]() |
|
2 | USAAF ムスタング | INT 2021年9月2日[7] |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
ハムスター (移植担当) |
ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 |
- 1人プレイのみ。
- ステージ開始時や、ステージクリア後、ゲームクリア後のデモ画面がストーリー説明形式になっている。
- 全7面になっている。アーケード版の7面と8面が無くなり、代わりに7面が日本軍の超大型爆撃機を倒すものになっている。
- 自機が強化されたり、残機が増えるコマンドが使える。
スタッフ
メガドライブ版
- プロデューサー:YOUSUKE ONO
- ゼネラル・ディレクター:YUKIO TOMONARI
- プログラム・ディレクター:TAMIO MERRY
- プログラマー:KAZUHIRO
- ミュージック・コンポーザー:HIDE-KAZ
- キャラクター・デザイナー:IKEZU KENZI
出典:メガドライブ版『ファイアームスタング』 エンディング画面
脚注
- ^ a b 濱田倫、うでつ和仁、ごろう (2024年12月26日). 開発者の主な担当作品(第514回 アーケードアーカイバー 超時空要塞マクロス & 年末スペシャル!). ハムスター. 該当時間: 2:39:55–2:52:32. 2025年3月17日閲覧。
- ^ a b 『ファイアームスタング』エンディング画面、タイトー、1991年。
- ^ a b c d e f 「リアル空中戦、2人同時プレイ 撃墜の数を競う UPL製「ムスタング」基板」『ゲームマシン』第384号(アミューズメント通信社)1990年7月15日、23面。オリジナルの2020年1月31日時点におけるアーカイブ。2025年3月17日閲覧。
- ^ a b c d e “FIRE MUSTANG”. メディア芸術データベース. 独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター. 2025年3月16日閲覧。
- ^ a b 『ファイアームスタング』パッケージ表面、タイトー、1991年。
- ^ 「ファイアームスタング」『Beep! MEGADRIVE』1991年4月号、ソフトバンク、1991年3月8日、43頁。
- ^ a b “『アケアカ USAAF ムスタング』Switch、PS4で9月2日に配信。強化アイテムや一時的に無敵になるスキルを活用してクリアーを目指すシューティングゲーム”. ファミ通.com. KADOKAWA (2021年9月1日). 2021年11月17日閲覧。
- ^ 前田尋之監修 『メガドライブ パーフェクトカタログ』 ジーウォーク、2018年6月29日、81頁。ISBN 978-4-86297-777-9
外部リンク
ファイアームスタング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 05:33 UTC 版)
「USAAF ムスタング」の記事における「ファイアームスタング」の解説
NMKからライセンスを得てタイトーからメガドライブ用に発売された。以下のいくつかの違いがある。
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