ピーター・ウィラー時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 06:53 UTC 版)
そこで登場したのがピーター・ウィラーである。彼は1981年に経営権を手に入れ、不評であったタスミンにバリエーション(TVR初のコンバーチブル、4シーターなど)を追加し、エンジンを創業当時から長らく搭載してきたフォードV8からローバーV8に変更し、シャーシを細くすることによって軽量化した。 その後1986年にはSシリーズを発表、年間生産台数は700台を超えた。更に1990年に「グリフィス」、1992年には「キミーラ」を発表した。キミーラの独特かつオーソドックス(特にフロントマスク)なデザインは好評で、TVR史上最も売れた車種となった。 1994年にはバックヤードビルダーとしては常識外の自社製V8エンジン「AJP8」を開発、それを搭載する「サーブラウ」を発表する。その後1996年に「Speed Twelve」、「Speed Six」と次々に自社製エンジンを開発、それらを搭載したタスカンを1998年に、タモーラを2001年に発表した。
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