ベネット:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 | Konzert für Klavier und Orchester Nr.3 c-Moll Op.37 | 作曲年: 1796-1803年 出版年: 1804年 初版出版地/出版社: Bureau d'art et d'industrie |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 第1楽章 1.Satz Allegro con brio | 16分30秒 | No Image |
2 | 第2楽章 2.Satz Largo | 10分30秒 | No Image |
3 | 第3楽章 3.Satz Rondo - Allegro | 9分00秒 | No Image |
作品解説
このピアノ協奏曲は、第1・2番とはやや間隔を空け《第3交響曲》とほぼ同じ時期に完成した。前作よりも一層ベートーヴェンらしさが増しているが、それは《悲愴ソナタ》や《運命交響曲》と同じハ短調という、ベートーヴェン的な調の選択にもよっているのかもしれない。19世紀、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中で最も愛され頻繁に演奏された。
第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ ハ短調 4分の4拍子
第1主題が《第5交響曲》のフィナーレを先取りしていることは、非常に興味深い。
第2楽章 ラルゴ ホ長調 8分の3拍子
第1楽章の平行調の変ホ長調ではなく、意表をついたホ長調。おだやかに美しく流れる。
第3楽章 ロンド アレグロ 4分の2拍子 ハ短調
ロンド主題は、冒頭の減7度の下行により独特の緊張感が生み出される。この主題が、様々な調で顔を出し、最後はプレストのハ長調に転調し、華麗なピアノの技巧的パッセージで幕を下ろす。
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