ヒエロニムスの年代記とは? わかりやすく解説

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ヒエロニムスの年代記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 15:40 UTC 版)

年代記クロニコン(ラテン語: Chronicon)は、ヒエロニムスが著した普遍史年代記である。380年ごろにコンスタンティノープルで編纂されており、エウセビオスの年代記の一部(325年 - 379年)をラテン語に翻訳したものも組み込んでいる。エウセビオスによる部分、ヒエロニムスによる部分のいずれにも膨大な数の誤りがみられるが、一方でこの年代記はカッシオドルスら後の年代記者につながる年代記編纂の先鞭をつけたものとして重要である。エウセビオスの年代記に基づき、ヒエロニムスは天地創造を紀元前5201年の出来事とした[1][2]


  1. ^ Galloway, Andrew. The Penn Commentary on Piers Plowman, p. 69. Vide Piers Plowman.
  2. ^ Fourth Century (see 327 Eusebius of Caesarea). Archived 2009-10-25.
  3. ^ Pearse, Roger et al. (2005) The Chronicle of St. Jerome. http://www.tertullian.org/fathers/jerome_chronicle_00_eintro.htm


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