パーノフ・ボトヴィニク・アタック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/01 23:55 UTC 版)
「カロ・カン・ディフェンス」の記事における「パーノフ・ボトヴィニク・アタック」の解説
2.d4 d5 3.ed cd 4.c4 Nf6 5.Nc3 e6 6.Bg5 Be7 カロ・カン・ディフェンスの1変化だがクイーンズ・ギャンビットとよく似たオープニング。 黒の3手目で3.… Qxd5?とするのは他の駒が1度も動いていないのにクイーンを早く動かしすぎるので悪手。 黒の4手目では他に4.… e6や4.… Nc6と指す手もある。4.… Nc6と指すと5.cd Qxd5 6.Nf3 e5 7.Nc3 Bb4 8.Bd2と進行する。 黒の5手目では他に5.… g6がある。5.… g6と指すと6.Qb3 Bg7 7.cd 0-0 8.Be2 Nbd7 9.Bf3 Nb6と進行する。5.… Nc6は1935年にモスクワで対局されたボトヴィニク対スピールマン戦で指された手で、6.Bg5 Qb6 7.cd Qxb2? 8.Rc1! Nb4 9.Na4 Qxa2 10.Bc4 Bg4 11.Nf3となり黒のスピールマンが投了した(黒はクイーンを逃がすにはナイトを捨てなければならない)。この手順の途中6.… e6とすると7.cd ed 8.Bxf6 gfとなり黒のポーンの形が悪くなる。
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