パケ止まり
別表記:パケ止り
5G(いわゆる第5世代の通信方式)を使用したデータ通信において、通信途中で(通信が止まって)通信できなくなる現象、の通称。5Gへ移行しつつある過渡期に特有の現象とされる。5Gで使用している周波数帯は障害物に遮られやすく、過渡期では基地局の設置密度がまだ高くないため、ビルの多い街中などでは通信が途切れやすくなってパケ止まりが発生する。通常、5Gでの通信に失敗した場合は4Gを使った通信に切り替えられる。しかし4Gへの切り替えに失敗してパケ止まりが発生する場合もままある。
パケ止まりと似た表現に「パケ詰まり」があるが、これは通信トラフィックの集中によりサーバーや基地局がパケット転送を即時に処理できる許容量を超え、通信そのものは成功しているがレスポンスが著しく遅れる状態のことである。
パケ‐どまり【パケ止(ま)り】
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