バーミンガム・ニューストリート駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > > イギリスの鉄道駅 > バーミンガム・ニューストリート駅の意味・解説 

バーミンガム・ニューストリート駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 09:56 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
バーミンガム・ニューストリート駅
東口
Birmingham New Street
所在地 イングランド・バーミンガム・ニューストリート
管理者 ネットワーク・レール
略号 BHM
ホーム 13線
開業年月日 1854年
テンプレートを表示
コンコース
コンコースの天井
上から
駅 外観

バーミンガム・ニューストリート駅英語:Birmingham New Street station)は、イギリスイングランドバーミンガムの中心部にある主要な鉄道駅である。駅は半地下構造となっており、12線の通過式プラットフォームと1線の切欠きプラットフォームを備えている。バーミンガム中心部には他にスノーヒル駅ムーアストリート駅英語版がある。

この駅はウェスト・コースト本線バーミンガム・ループ英語版上にあり、イギリスの鉄道の主要結節点である。乗降客数はロンドンの外では最大である。

現在は、ナショナル・レールのうちクロスカントリーウェスト・ミッドランズ・トレインズアヴァンティ・ウェスト・コーストトランスポート・フォー・ウェールズ英語版の列車が発着し、ロンドンリバプールマンチェスターグラスゴーブリストルカーディフなど、グレートブリテン島の主要各都市へ列車が多く運行されている。管理・運営は、ネットワーク・レールが行っている。

歴史

1854年、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道英語版ターミナル駅として開業した。プラットフォームを覆うトレインシェッドは長さ256m、幅64mの大規模なもので、シングルアーチとしては当時世界最大であった。駅舎はイタリア風の建物でステイションホテルが入居していた。駅の設計には著名な鉄道技師ロバート・スチーブンソンが参加していた。

1885年、南側にトレインシェッドが増築され、ミッドランド鉄道が使用することになった。

1923年、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道とミッドランド鉄道が統合し、1948年には国有化された。

1960年代には駅の老朽化が顕著となったため、建て替え工事が実施された。工事は1967年に完成した。

2010年から2015年にかけて、再び建て替え工事が実施された。

発着列車

以下の本数は1時間当たりの列車発着本数を表す。

アヴァンティ・ウェスト・コースト
クロスカントリー

グラスゴー、アバディーン、ギルフォード、ペンザンス方面の一部のサービスは続ける。

ウェスト・ミッドランズ・トレインズ
  • 3本 ブロムスグローブ行き
  • 3本 レディッチ行き
  • 6本 フォー・オーク行き (延長時:リッチフィールド行き)
  • 2本 ウルヴァーハンプトン行き
  • 2本 コヴェントリー/ノーザンプトン行き
  • 1本 ヘレフォード行き
  • 1本 シュルーズベリー行き
  • 2本 ウォルソール行き
  • 2本 ルージリー行き
  • 1本 クルー行き
  • 3本 ノーサンプトン経由ユーストン行き
  • 1本 バーミンガム国際行き
  • 2本 クルー経由リヴァプール・ライム・ストリート駅行き
トランスポート・フォー・ウェールズ英語版
  • 1本 バーミンガム国際行き
  • 1本 シュルーズベリー経由アベリストウィス/プスヘリまたはホーリーヘッド行き (158形使用)。

乗降客数

2018年度 上位5駅[1]

隣の駅

ナショナル・レール
トランスポート・フォー・ウェールズ
カンブリア線
バーミンガム国際駅 -バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウルヴァーハンプトン駅
クロスカントリー
バーミンガム=ピーターバラ線
バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウォーター・オートン駅またはコールズヒル・パークウェイ駅
バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - コールズヒル・パークウェイ駅
クロス・カントリー・ルート
バーミンガム国際駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウルヴァーハンプトン駅
チェルトナム・スパ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - タムワース駅
ブリストル-マンチェスター
チェルトナム・スパ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウルヴァーハンプトン駅
レディング-ニューカッスル
レミントン・スパ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ダービー・ミッドランド駅
カーディフ-ノッティンガム
ユニバーシティー駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウォーター・オートン駅
ウェスト・ミッドランズ・トレインズ
バーミンガム-ヘレフォード
バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ファイヴ・ウェイズ駅
クロス=シティ線
ファイヴ・ウェイズ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ダデストン駅
チェイス線
バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - テーム・ブリッジ・パークウェイ駅
ラグビー=バーミンガム=スタッフォード線
Adderley Park station - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - スメスウィック・ロルフ・ストリート駅
アヴァンティ・ウェスト・コースト
ウェスト・コースト本線
バーミンガム国際駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅
バーミンガム国際駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - サンドウェル・アンド・ダドレー駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Estimates of station usage”. en:Office of Rail and Road. 2020年10月20日閲覧。

関連項目

  • バーミンガム・スノーヒル駅
  • バーミンガム国際駅
  • バーミンガム・ムーアストリート駅
  • ウェスト・ミッドランズ・パッセンジャー・トランスポート・イクゼクティブ

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バーミンガム・ニューストリート駅」の関連用語

バーミンガム・ニューストリート駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バーミンガム・ニューストリート駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバーミンガム・ニューストリート駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS