バンクーバーオリンピック4位入賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 21:39 UTC 版)
「上村愛子」の記事における「バンクーバーオリンピック4位入賞」の解説
2009 - 2010シーズンは、ワールドカップ初戦で2位と好スタートを切ったが、その後に好不調の波が押し寄せ、ワールドカップ前半戦未勝利のまま、30歳となる4度目の冬季五輪出場となるバンクーバーオリンピックに臨んだ。 2010年2月13日、女子モーグル競技に出場。予選では日本女子トップの5位で通過(24.31点)し、期待された決勝では自身冬季五輪最高順位となる4位入賞を果たす(24.68点)。自身冬季五輪では4大会連続入賞を達成するも、又しても五輪メダル獲得はならなかった。 競技終了後のインタビューにおいて上村は、全力を出し切ったことに対する満足感を述べつつも、メダル及び表彰台を逃した事については「何で、こんなに一段一段(7→6→5→4位)なんだろう、と思いましたけど……」と思わず泣きながら、無念な心情を口していた。 ワールドカップ種目別年間優勝を果たして「金メダルを獲得して引退する!」と、どの五輪よりも強い気持ちを持って挑んだバンクーバー五輪が4位に終わってしまった時、プツンと糸が切れたかのように、競技から離れてしまうことになる。
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