バロック音楽のエールまたはエア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 05:28 UTC 版)
「エール (音楽)」の記事における「バロック音楽のエールまたはエア」の解説
18世紀になると、作曲家たちは声楽曲ではない器楽や合奏のために"Air"を書いた。これは、歌謡的、抒情的な曲で、大きな編成の中の楽章であることが多い。ヨハン・ゼバスチャン・バッハは、アウグスト・ウィルヘルミがヴァイオリンとピアノのため「G線上のアリア」に編曲したことで知られる管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV 1068 の第2楽章、フランス組曲の第2番と第4番、パルティータ第6番 BWV 830 などにエールがある。また、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの「水上の音楽」に収録されている組曲ヘ長調 HWV 348の第5楽章もよく演奏される。
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