バロック音楽におけるコンチェルティーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:01 UTC 版)
「コンチェルティーノ」の記事における「バロック音楽におけるコンチェルティーノ」の解説
コンチェルティーノとは、合奏協奏曲において、アンサンブルから、より小さなまとまりに別れた楽器群を指す。反対語がリピエーノであり、これはコンチェルティーノと対比されている。 コンチェルティーノとは、二つの集団のうち小さな方を指してはいるが、その音楽の素材は一般的に、リピエーノよりも演奏技巧が要求される。さらにコンチェルティーノは、主題の素材をリピエーノと共有せずに、独自の楽想を呈示する。この大小のグループの対比や、双方の主題間の相違は、バロック音楽に非常に特徴的な原理である。
※この「バロック音楽におけるコンチェルティーノ」の解説は、「コンチェルティーノ」の解説の一部です。
「バロック音楽におけるコンチェルティーノ」を含む「コンチェルティーノ」の記事については、「コンチェルティーノ」の概要を参照ください。
- バロック音楽におけるコンチェルティーノのページへのリンク