バルト三国とポーランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:24 UTC 版)
琥珀はポーランドの北岸とバルト三国の西岸地方、とくにポーランドのプロイセン地方およびポメラニア地方でもっとも多く採掘された。現在でも世界の琥珀の約90%はポーランドのバルト海沿岸で産出される。バルト三国における最短(そしておそらく最古)の道は内陸の高山気候地帯を避けてエストニアのバルト海沿岸部を通った。各地の琥珀はヴィエルコポルスカ地方のカリシュ(Kalisz)で中継された。カリシュは古代ローマのプトレマイオスがカリシア(Calicia)と記録している街である。ここからシレジア地方へ向かい、モラヴィア門(カルパティア山脈と東ズデーテン山地の中間点にあるゆるやかな峠)を通り、チェコに入る。
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