バッファローとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 01:53 UTC 版)
玄人志向は当初、製造・販売元を明らかにしない「正体不明の謎のブランド」として発足したが、小売店への流通はメルコ(2003年10月「株式会社バッファロー」に改称)の子会社であるCFD販売(現在はバッファローと同じくメルコHDの子会社)を通して行われており、また、一部製品がメルコ製品のOEMらしき外見であったりしたこと、さらに玄人志向の商標登録がメルコHD名義で行われていることから、ユーザー間では「玄人志向はメルコ(=バッファロー)の別働組織ではないか」との指摘が数多くなされてきた。 従来、メルコは玄人志向との関係については一切沈黙していたが、2003年5月14日に行われた2003年3月期連結決算発表において、同社社長の牧誠が「メルコグループのマルチブランド戦略の一つとして、マニア層に訴えるブランド・チャネルと位置づける」と発言。公式に両者の関係を認めた。 このような流れとなった背景には、かつて「MTC」ブランドでパーツ販売を展開した際、「メルコ」のブランドイメージで購入する初心者が多く、サポートの負荷が増大して中止に追い込まれた反省から、玄人志向のスタンスが定着するまでメルコのイメージを排除する狙いがあったとされる。
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