バッハの受難曲とは? わかりやすく解説

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バッハの受難曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 04:31 UTC 版)

マタイ受難曲」の記事における「バッハの受難曲」の解説

バッハのマタイ受難曲 (Matthäus-Passion) は新約聖書マタイによる福音書」の2627章のキリスト受難題材にし、聖句伴奏付きレチタティーヴォアリアコラールによって構成され音楽作品である。BWV244。台本はピカンダー(Picanderは「かささぎ男」という意味の筆名であり、本名クリスティアン・フリードリヒ・ヘンリーツィ、あるいはヘンリーキ)による。正式なタイトルは「福音史家聖マタイによる我らの主イェス・キリストの受難Passion unseres herrn Jesu Christi nach dem Evangelisten Matthäus」となる。 バッハ作曲したとされる受難曲は、マタイ受難曲(2作あったとされるが、「2作目合唱2組分けて配置される」という記述目録があるので、現在伝わっているのは2作目あるいは何らかの改作後の方であることがわかる)のほか、ヨハネ受難曲(BWV245、1724年)、ルカ受難曲(BWV246)、マルコ受難曲(BWV247、1731年)の計4つ数えられるが、ルカ受難曲真作と見なされておらず、マルコ受難曲台本のみが現存し、他は消失している。

※この「バッハの受難曲」の解説は、「マタイ受難曲」の解説の一部です。
「バッハの受難曲」を含む「マタイ受難曲」の記事については、「マタイ受難曲」の概要を参照ください。

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