バックオフィスとフロントオフィスの分化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:56 UTC 版)
「NEET (企業)」の記事における「バックオフィスとフロントオフィスの分化」の解説
会社として登記が終わった後、安田氏から「この会社はバックオフィス(会社の運営に関わる諸業務を行う部署)の取り分を少なめ(3割程度)にできるのではないか」という意図の発言があった。しかし、この発言が「売上の3割が得られるならバックオフィスに行こう」という動機付けを生み出してしまい、フロントオフィス(売上を作る部署)で売上が立つ見込みも無いままバックオフィスに人が流れるという状況、ひいてはバック VS フロントという対立構造を生んだ。 当時、バックオフィスは会社の存続に必要な法律上の手続きなどを実施していると自覚しており、3割の取り分は妥当だと考えていた。一方、フロントオフィスは元手0円、もしくは自腹を切って事業計画を実施しても、7割しか手元に残らないのならば赤字が確定してしまう。仮に売上ではなく利益の3割だと仮定しても、事業計画への再投資が大幅に制限されることには変わりなく、バックオフィスの取り分は不当だと考えていた。対立は激化し、一部のメンバーはこの対立を生み出した安田氏を批判した。
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