ハダースフィールド・コーラル・ソサエティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/10 14:52 UTC 版)
クラシック音楽 |
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作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 ルネサンス - バロック 古典派 - ロマン派 近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 木管楽器 - 金管楽器 打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 交響曲 - ピアノ協奏曲 ピアノソナタ ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンソナタ チェロ協奏曲 フルート協奏曲 弦楽四重奏曲 - オペラ 指揮者 - 演奏家 オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 宗教音楽 |
イベント |
音楽祭 |
メタ |
ポータル - プロジェクト カテゴリ |
ハダースフィールド・コーラル・ソサエティ(Huddersfield Choral Society)はイギリスの合唱団。ハダースフィールド合唱協会と訳されることもある。
沿革
1836年創立。ウェスト・ヨークシャー州ハダースフィールドのハダースフィールド・タウン・ホールに本拠を置く。アマチュアとして位置づけられるが、約220名のメンバーを擁するイギリスでも有数の実力を備えた合唱団である。またそのレパートリーもオラトリオ、宗教音楽から近現代音楽まで幅広い。最初は16名の地元有志によって結成され、非国教会の混声合唱団の出身者を中心に約70名のメンバーを集めて公演を開始した。マルコム・サージェント、ウィン・モリス、ジョン・プリッチャード、オウェイン・アーウェル・ヒューズ、ジェーン・グラヴァー等が常任指揮者をつとめ、コーラスマスターにはハーバート・バージェット、ニナ・ウォーカー、ポール・レディントン・ライト等が就任している。現在の桂冠指揮者はマーティン・ブラビンズ、コーラスマスターはジョセフ・カレンである。1887年以降、ロンドンでもコンサートを定期的に開催し、1951年にはロイヤル・フェスティバル・ホールでの英国祭に出演、またロイヤル・アルバート・ホールのプロムナード・コンサートにも登場している。1961年に創立125周年を記念してウォルトンに「グロリア」の作曲を依頼し、またヴォーン・ウィリアムズの「我等に平安を与えたまえ(Dona Nobis Pacem)」、ポール・パターソンの「スターバト・マーテル(Stabat Mater)」、デイヴィッド・マシューズの「Vespers」等も作曲を依頼した成果である。ウィーン、ベルリン、ボストン、アムステルダムをはじめ、国外の多くの都市でコンサートを行っており、2007年には大阪フェスティバルホールで、湯浅卓雄指揮大阪フィルハーモニー交響楽団とブリテンの「戦争レクイエム」を協演した。なお同地域のハダースフィールド大学とパートナーシップを結んでいる。
外部リンク
- 公式サイト (英語)
- ハダースフィールド・コーラル・ソサエティのページへのリンク