ノナコグ アルファ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 22:42 UTC 版)
「遺伝子組換え血液凝固第IX因子」の記事における「ノナコグ アルファ」の解説
ノナコグ アルファ(Nonacog alfa)は、ヒト血漿由来血液凝固第IX因子のAla148対立遺伝子のアミノ酸配列と同一の、415個のアミノ酸から構成される分子量約55kDaの一本鎖糖蛋白質である:1。アミノ酸部分の分子式はC2053H3114N558O665S25であり、Asn157、Asn167のアミノ基と、Ser53、Ser61、Thr159、Thr169、Thr172の水酸基に糖鎖が結合している:4-5。全体の分子量は約55,000である:5。日本では2009年10月に承認された。 製造 ヒト血液凝固第Ⅸ因子のAla148対立遺伝子をコードするcDNAとPACEプロテアーゼcDNAの2種の発現プラスミドを組み込んだCHO細胞で産生される。 薬物動態 日本人における単回投与の血中半減期は20.2±6.8時間である。
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