ネブラスカ州での活動
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「ジュリアス・スターリング・モートン」の記事における「ネブラスカ州での活動」の解説
1855年、モートンは妻とともにネブラスカ準州に移住し、ネブラスカシティに土地を所有した。モートンは1858年から1861年までネブラスカ準州秘書官を務めた。また1858年12月から1859年5月まで、および1861年2月から同年3月まで、準州知事代行も務めた。 モートンは農学者としても高い評価を受けた。モートンは農業や林業の近代的技術を広く世間に広めることに努めた。モートンが行った業績の中で最も著名なものに、植樹祭の提唱したことが挙げられる。1872年1月4日、モートンはネブラスカ州域の緑化を目的として、植樹祭を提案した。最初の植樹祭は同年4月10日に実施され、ネブラスカ州内に100万本を超える樹木が植えられた。 植樹活動が始まる以前のネブラスカ州は一大荒蕪地(荒地)であったが、植樹活動により20年後には70万エーカーの森林が造成され、周囲に豊かな農耕地も広がるようになった。 モートンは農政活動によりネブラスカ州での知名度を獲得した。
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