ネット・ゲーム・若者文化の評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 04:37 UTC 版)
「柳田邦男」の記事における「ネット・ゲーム・若者文化の評価」の解説
近年ではネット、ゲームといった若年層に広がる文化に対する否定的な見解を述べているが、それらは主に下記の通りである。 ネットやコンピューター・ゲームが「ゲーム脳」を作り、子供をだめにしている ゲームにふけっていると仮想現実の世界と現実の世界の区別がつかなくなる 若者たちはいまや総ケータイ依存症になっているから、自分たちを変だとは思わない 柳田の弁によれば“その根本は「ネット社会がこの国から奪いつつある『大切なもの』を守ろう」という思いから来ている”(『人の痛みを感じる国家』[要ページ番号])。 しかしながら、これらの考えの科学的根拠について、柳田は「一人一人の人生に関わる人格形成の問題を、生身の子どもを実験台にして明らかにするなどと言うのは、もってのほかだ。科学的な証明が必要だという批判は形式論としては正しくても、現実の問題としてはむちゃくちゃな話だ。それは単なる科学主義に過ぎない。」と、『壊れる日本人』内[要ページ番号]で述べている。
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