ニルソンのバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:07 UTC 版)
「ウィズアウト・ユー (バッドフィンガーの曲)」の記事における「ニルソンのバージョン」の解説
バッドフィンガーの「ウィズアウト・ユー」を聴いたニルソンは当初、ビートルズの曲だと勘違いした。勘違いに気付いた後、1971年に発表するアルバム『ニルソン・シュミルソン』へ収録するために、この曲をカバーした。リカット・シングルは、イギリスでは全英シングルチャートで1位を記録し80万枚のヒット、全米シングルチャートに於いて4週連続1位となった。後に、プロデューサーのリチャート・ペリーは「この曲は今までの曲とは全く違う、重いバックビートによるビッグ・バラードで、今までに多くのアーティストからリリースされたものとは違った」後にソロ・アーティストとして成功したゲイリー・ライト(イギリスのバンド、スプーキー・トゥースのメンバー)はピアノで録音に参加した。 ニルソンは、コーラスの出来が少し平凡だと言っていたが、ニルソンの友人であるシンガー・ソング・ライターのジミー・ウェッブは「この曲こそ我々の世代の最高のボーカル・パフォーマンスだ」と評している。 ニルソンは滅多にこの曲をライヴ・パフォーマンスしなかったが、1992年にラスベガスでリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドと共演した。 なお、ニルソン・バージョンの日本語表記は「ウィザウト・ユー」である。
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