ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 09:14 UTC 版)
「遺伝子汚染」の記事における「ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴ」の解説
タイリクバラタナゴは1940年代前半に、中国から他の魚(ハクレン・ソウギョなど)に混じって非意図的に利根川水系に導入されたが、1960年代以降、産卵母貝の二枚貝の移殖や飼育個体の遺棄などが原因で全国各地に分布を広げた。西日本各地で日本固有亜種のニッポンバラタナゴと交雑し、稔性のある雑種個体群として累代を続けた結果、純粋なニッポンバラタナゴの生息地はきわめて局所的に残るのみとなり、ニッポンバラタナゴの絶滅が懸念される状況になった。
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