ニセ1万円硬貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 00:41 UTC 版)
「コスモス (玩具メーカー)」の記事における「ニセ1万円硬貨」の解説
Clip 表面デザインの参考にされたとされる「天皇陛下御在位50年記念貨幣」(1976年/昭和51年) 記念硬貨を模した玩具(いわゆる子供銀行)として「ニセ1万円硬貨」があった。表面に「日本国」の文字と皇居・二重橋、裏面に「壱万円」「10000」「昭和65年」が刻印されている。悪用防止のためか、本来存在しない「昭和65年」が使われているほか、上部に穴が開けられている。 21世紀に入り、“昭和65年製 1万円硬貨”をコンビニエンスストアで使用し釣り銭を騙し取ったとして、2012年には茨城県つくば市、2017年には北海道函館市で逮捕者が出た。これらの事件を受けて無責任なインターネット上では明らかにふざけている、パラレルワールドから紛れ込んだ説やタイムトラベラーが持ち込んだ説、試鋳貨幣の流出説などの憶測が飛び交う事態となったが、後にコスモス製造の玩具であると判明した。 元号が「昭和75年」のものも存在し、こちらは二重橋の下部に「子供銀行」と刻印されている。
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