ドルドーニュ川とは? わかりやすく解説

ドルドーニュ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 17:20 UTC 版)

ドルドーニュ川
延長 490 km
平均流量 450 m3/s
流域面積 23,870 km2
水源 中央高地
水源の標高 1,720 m
河口・合流先 ジロンド川
流域 フランス

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ドルドーニュ川(ドルドーニュがわ、Dordogneオック語:Dordonha)は、フランス南部を流れるである。アキテーヌ地域圏ボルドー市付近でガロンヌ川合流英語版し、ジロンド川となる。

ドルドーニュ県の語源となった川である。

地理

オーヴェルニュ地域圏ピュイ=ド=サンスィ山フランス語版の側面から流れ出している。リムーザン地域圏を西に約500km流れた後、ボルドーの北でガロンヌ川に合流する。

美しい渓谷が広がり、多くの観光客が訪れる。水位が高くなる6月から9月頃が最も観光に適している。

ドルドーニュ川は世界でも珍しい海嘯(かいしょう)が起こる川としても知られている。

流域には東部の温帯針葉樹林大西洋岸の温帯落葉樹林とその間の移行地域の地中海性気候の森林、低木林などの植生の3つのエコリージョンがあり、「ドルドーニュ川流域生物圏保護区」としてUNESCO生物圏保護区に指定されている[1]

名称の由来

ドルドーニュという名称は、ピュイ=ド=サンスィ山の側面で合流するドール川(Dore)とドーニュ川(Dogne)という2つの川から来ているといわれる。異論がないわけではないが、この説が最も伝統的に知られている。

脚注

  1. ^ Bassin de la Dordogne Biosphere Reserve, France” (英語). UNESCO (2019年4月11日). 2023年3月14日閲覧。

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