ドミノ 復讐の咆哮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 15:35 UTC 版)
ドミノ 復讐の咆哮 | |
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Domino | |
監督 | ブライアン・デ・パルマ |
脚本 | ペッター・スカブラン |
製作 | ミケル・ショネマン エルス・ファンデボルスト |
製作総指揮 | ジョエル・ティブー ジャン=バプティスト・ババン デヴィッド・アトラン・ジャクソン ペーター・ガルデ ペッテル・スカブラン ニコライ・コスター=ワルドー |
出演者 | ニコライ・コスター=ワルドー カリス・ファン・ハウテン ガイ・ピアース |
音楽 | ピノ・ドナッジオ |
撮影 | ホセ・ルイス・アルカイネ |
編集 | ビル・パンコウ |
製作会社 | Schønne Film |
配給 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
上映時間 | 89分 |
製作国 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
言語 | 英語 アラビア語 フランス語 スペイン語 |
製作費 | $7,800,000[2] |
興行収入 | ![]() |
『ドミノ 復讐の咆哮』(ドミノ ふくしゅうのほうこう、Domino)は、2019年のデンマーク・フランス・イタリア・ベルギー・オランダのサスペンス映画。監督はブライアン・デ・パルマ、出演はニコライ・コスター=ワルドー、カリス・ファン・ハウテン、ガイ・ピアースなど。ヨーロッパを舞台に国際テロの陰謀に立ち向かうデンマークの刑事たちの活躍を描いている[4]。
ストーリー
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。
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デンマークの首都コペンハーゲンの刑事クリスチャンは拳銃を自宅に置き忘れたまま殺人事件に遭遇。クリスチャンは、相棒のラースと共に殺人犯タルジを取り押さえたが、隙を衝かれた際にラースがタルジに首を切りつけられる重傷を負う(後に死亡)。さらには、謎の男たちにタルジを連れ去られてしまう。
拳銃の不携帯というミスでラースを危険に晒したクリスチャンだったが、自身への失望と怒りから上司からの謹慎処分を無視、同僚の女刑事アレックスと共に元特殊部隊員の過去を持つタルジを追う。その頃、CIAのジョーに拉致されたタルジは、家族の命と引き換えにある危険なミッションを命じられていた。
キャスト
- クリスチャン・トフト: ニコライ・コスター=ワルドー - デンマーク市警の刑事。
- アレックス・ボー: カリス・ファン・ハウテン - クリスチャンの同僚の女刑事。
- エズラ・タルジ: エリック・エブアニー - ラースの殺害犯。リビア出身の元デンマーク軍特殊部隊員。
- ラース・ハンセン: ソーレン・マリン - クリスチャンの相棒。アレックスと不倫。
- ジョー・マーティン: ガイ・ピアース - アメリカ中央情報局の捜査官。
- ハンネ・ハンセン: パプリカ・スティーン - ラースの妻。足に障碍がある。
- ウォルド: トーマス・W・ガブリエルソン - クリスチャンの上司。
- 病院職員: ニコラス・ブロ
評価
本作は批評家から賛否両論であった。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには70件のレビューがあり、支持率33%、平均点は10点満点で4.6点となっている。サイトでは、「本作はブライアン・デ・パルマ監督の栄光の日々のほろ苦い思い出となったスリラーであり、ブライアン・デ・パルマの失望の連鎖となってしまった」と評されている[5]。Metacriticには20件のレビューがあり、高評価は3件、賛否混在は8件、低評価は9件で、加重平均値は40/100となっている[6]。
ガーディアンの映画評論家ベンジャミン・リーは5点満点中1点を与え「デ・パルマの熱心なマニアでも、この作品の存在を忘れてしまった方がいいだろう」と酷評した[7]。 一方で映画評論家のピーター・ソブシンツキは4点満点中3.5点を与え「ブライアン・デ・パルマの最高傑作とは言えないが、彼が偉大な監督であることを思い出させてくれる」と本作に好意的な評価を与えた[8]。
出典
- ^ “ブライアン・デ・パルマ監督が約8年ぶりに放つ新作 国際テロ描くサスペンスアクション、20年2月公開”. 映画.com. (2019年10月28日) 2019年11月21日閲覧。
- ^ “Domino (2019)” (英語). IMDb. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “Domino (2019) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “ドミノ 復讐の咆哮”. WOWOW. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “Domino (2019)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “Domino (2019) Reviews” (英語). Metacritic. 2021年3月8日閲覧。
- ^ Lee, Benjamin (2019年5月30日). “Domino review – atrocious thriller is new low for Brian De Palma” (英語). The Guardian 2021年3月8日閲覧。
- ^ Sobczynski, Peter (2019年5月29日). “Domino movie review & film summary (2019)” (英語). RogerEbert.com 2021年3月8日閲覧。
外部リンク
「ドミノ 復讐の咆哮」の例文・使い方・用例・文例
- ドミノゲームをする際に使われる小さな長方形のブロック
- トランプ・ドミノまたはサイコロで表に5の目のあるもの
- カード、ドミノ、またはさいころで、4つの目をそろえること
- 上向きの面が一つの目を示すドミノまたはサイコロ
- 上面に6つの点がついたトランプ、ドミノ、さいころ
- 同様の出来事(1つをの倒されたドミノが列全体のドミノが倒れることを引き起こすような)の連鎖が1度の出来事で作動する結果
- ドミノというゲーム
- ひとつの国(特に東南アジアの国)が共産圏に乗っ取られたなら,隣接の国々も次々に乗っ取られるであろうとするドミノ理論という政治理論
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