ドイツ艦ノルトラントとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 04:14 UTC 版)
「ニールス・ユール (海防戦艦)」の記事における「ドイツ艦ノルトラントとして」の解説
1943年10月にはドイツ軍による引き揚げ作業は終了し、キールで改装に入った。ニールス・ユールが装備していた砲は撤去されて要塞砲とされロッケン(da:Løkken)とフレゼリクスハウンに4門ずつ配備された。撤去された砲に代わり、新たに10.5cm高角砲3門、37mm機関砲3門、20mm機関砲16門、8mm機銃4挺が装備された。ノルトラント(KM Nordland)と改名された艦は、1944年9月に就役し、乗員200人に加えて400人の訓練が可能な砲術練習艦となったが、ドイツ敗戦直前の1945年5月3日、連合軍による空襲下のキールを脱出しエッカーンフェルデ(de:Eckernförde)に向かう途中、エッカーンフェルデ・フィヨルドで連合軍機により大破、自沈処分された。
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