トンカラリンシンポジウム
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「トンカラリン」の記事における「トンカラリンシンポジウム」の解説
2001年10月29日に、菊水町(現和水町なごみまち)における熊本県県民文化祭において、トンカラリンシンポジウムが開かれ、当時までの研究が総括された。井上辰夫筑波大学名誉教授、古閑三博熊本県文化財保護審議会委員、飯田精也、大田幸博、井上智重、出宮徳尚が出席した。井上辰夫は穴に潜って出ることは俗から聖、死から生への転換で、トンカラリンはこの秘儀と結びついているだろうと述べた。古閑、飯田は地裂は地震でなく、雨でも起こることを述べ、排水路説を否定、大田も地裂を重要視、出土遺物を検討しその使用は江戸時代の初期を下限とすると述べた。上限は中世とした。
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