トレピウーノ・コンセプト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 03:15 UTC 版)
「フィアット・500 (2007年)」の記事における「トレピウーノ・コンセプト」の解説
デザインは2004年の第74回ジュネーヴ・モーターショーで初公開されたトレピウーノTrepiúnoコンセプトカーを基としている。デザインはインハウスデザイン室フィアット・スティーレFiat Stile Centreによるもので、同社のRoberto Giolitoのデザインスケッチが採用された。オリジナルの2代目Fiat500に似たレトロな見た目をもつ。 "トレピウーノTrepiúno"というのはトレ・ピウ・ウーノtre piú unoをつづめた言葉で、イタリア語で「3足す1」の意味。スポーツカーなどでしばしば見られるツーシートに実用に耐えられないほどに狭い後部座席2席つき(2+2と総称される。2+2参照)という配置の変形であることを示す。助手席のレッグスペースの部品をコンパクト化し、高性能のより薄いシートを採用することにより、大人サイズのフル後部座席を設けられるレベルに助手席を前進させることができたため(これが3tre)。運転席の後ろは小さめな席になる(これが+1 piú uno)。 左から右に: 2004年フィアットトレピウーノ・コンセプト、1966年のフィアット500、新しいフィアット500。新しいフィアット500は先代に比べ500mm長い
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