トパーズの色の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 03:01 UTC 版)
インペリアルトパーズ : シェリーカラー(黄褐色から橙褐色;橙~黄~褐)『OH-タイプ』赤褐色トパーズ(RaddishBrownTopaz)が起源 ピンクトパーズ : 『OH-タイプ』 ブルートパーズ : 青、藍 放射線照射されたものが多い シャンペントパーズ : 薄茶色 天然ブラウンカラー グリーントパーズ : 放射線処理されたものが多い カラーレストパーズ : 無色;外見はダイヤモンドに似る ミスティックトパーズ : チタニウム照射技術でトリートメント トパーズは基本的には2種類にわかれる。一つは上にあげたOH-typeでこれは屈折率が高く、光に長期間さらしても褪色しないとされる。ブラジル産のいわゆる「インペリアルトパーズ」がこれにあたる。また、ブラジルやパキスタンで産出する「ピンクトパーズ」もOH-typeであるが、後者はもうひとつのタイプであるF-typeが混ざっているという報告もある。そのF-typeであるが、実は大半のトパーズがこのタイプである。ロシア、ナイジェリア、スリランカ、メキシコ、そして量は少ないが日本で産出するものは大抵このタイプである。色は無色、ブルー、ブラウンとあるが、出回っている「ブルートパーズ」はほとんど無色のものに放射線を照射したものである。天然のブルートパーズは意外と少なく、あってもライトブルーである。また、ブラウンのF-typeのものは、光に長時間さらしておくと褪色する傾向があるとされる。
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