データベース制約の維持
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 07:37 UTC 版)
「索引 (データベース)」の記事における「データベース制約の維持」の解説
インデックスは、UNIQUE (一意性制約)、EXCLUSION (排他制約)、PRIMARY KEY (主キー制約)、FOREIGN KEY (外部キー制約) などのデータベース制約の維持にも使用される。一意インデックスでは重複したエントリが登録されるのを禁止するため、そのインデックスの対象であるテーブルでも一意性が保障される。データベースシステムは通常、PRIMARY KEYと宣言された一連の列に暗黙的にインデックスを作成し、既存のインデックスを使用してこの制約を監視できるものもある。多くのデータベースシステムでは、FOREIGN KEY制約内の参照元と参照先の列の両方にインデックスを付けるため、制約がかかっているテーブルの挿入、更新、および削除のパフォーマンスが向上する。 一部のデータベースシステムは、新しく挿入または更新されたレコードに対して、特定の述部が他のレコードに対して保持されないことを保証するEXCLUSION制約をサポートする。これを使用して、UNIQUE制約(等式述語を使用)またはより複雑な制約を実装できる。たとえば、重複する時間範囲や交差するジオメトリオブジェクトがテーブルに格納されないようにすることができる。このような制約を監視するには、述語を満たすレコードの高速検索をサポートするインデックスが必要となる。
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