デラウェア・ラッカワナ・アンド・ウェスタン鉄道設立以前: 1832年 - 1853年
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リゲッツ・ギャップ鉄道 (Liggett's Gap Railroad) は1832年4月7日に設立されたが、長年休眠状態のままであった。1849年3月14日に路線特許を受けて1850年1月2日に発足した。1851年4月14日にラッカワナ・アンド・ウェスタン鉄道 (Lackwanna and Western Railroad) へ改称した。その路線はペンシルベニア州スクラントンから北へ、ニューヨーク州境のすぐ南にあるグレート・ベンド(英語版)まで、1851年12月20日に開通した。グレート・ベンドから、ラッカワナ・アンド・ウェセウタン鉄道は北と西の方へニューヨーク・アンド・エリー鉄道の線路使用権を得てニューヨーク州オウェゴ(英語版)まで、そして1855年4月21日にはケイユーガ湖(英語版)に面するイサカまでケイユーガ・アンド・サスケハナ鉄道 (Cayuga and Susquehanna Railroad) を借り受けた。このケイユーガ・アンド・サスケハナ鉄道は、1834年4月1日に開通したイサカ・アンド・オウェゴ鉄道 (Ithaca and Owego Railroad) の再編と一部の線路再建を行った鉄道であり、デラウェア・アンド・ラッカワナ鉄道を構成する鉄道網の中でも最古の部分である。この鉄道全体はニューヨーク・アンド・エリー鉄道と同じく6フィート(1,829 mm)の広軌で建設されていた。ただし、当初のイサカ・アンド・オウェゴ鉄道は標準軌で建設されており、ケイユーガ・アンド・サスケハナ鉄道として改築されたときに改軌されている。 デラウェア・アンド・コッブス・ギャップ鉄道 (Delaware and Cobb's Gap Railroad) は、1850年12月4日に路線特許を受けて、スクラントンから東にデラウェア川までの路線を建設した。この路線が開通する前に、ラッカワナ・スチール(英語版)により両社は合併されて、1853年3月11日にデラウェア・ラッカワナ・アンド・ウェスタン鉄道が発足した。デラウェア川のニュージャージー州側では、ウォーレン鉄道 (Warren Railroad) がデラウェア川の橋から南東へセントラル・レールロード・オブ・ニュージャージーに接続するハンプトン(英語版)まで、1851年2月12日に路線特許を受けた。この鉄道の名前は、路線が主に存在するウォーレン郡にちなんでいる。
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