デブリ対策への応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 04:49 UTC 版)
導電性テザーによる軌道の変更は時間がかかるものの、燃料や電力を必要とせず取り付けも容易なため、デブリにテザーを取り付けて軌道を下げ大気圏に突入させるというアイディアが提唱されている。テザーの開発は漁網メーカーの日東製網が協力している。2016年12月に打ち上げられたこうのとり6号機において実証実験が行われたが、装置の不具合のためテザー伸展は行われず、テザーに電流を流すための装置である電界放出型電子源の動作確認のみ成功した。 またデブリにテザーを取り付ける掃除衛星の研究も始まっている。
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