デバイスコンテキスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/15 16:25 UTC 版)
「Graphics Device Interface」の記事における「デバイスコンテキスト」の解説
デバイスコンテキストは、描画する対象を抽象化した存在である。画面またはプリンターへ出力するテキスト及びイメージの属性を定義するために使われ、関連付けられたグラフィックスオブジェクトとそれに関連する属性の集合からなる。実際のコンテキストはGDIによって管理される。構造体へのハンドルであるデバイスコンテキストは出力を行う前に取得し、要素が書き込まれた後に解放する。大抵のGDIオブジェクトのように、デバイスコンテキストは直接データにアクセスできないという意味で隠蔽されているが、それを制御し、何かを描画し、情報を取得し、オブジェクトを変更するといったような様々な GDI 関数にデバイスコンテキストを渡すことができる。 デバイスコンテキストには次の種類がある。 画面 プリンター メモリ 情報(インフォメーションコンテキスト) このうち、情報は描画に用いることはできない情報取得専用のデバイスコンテキストである。
※この「デバイスコンテキスト」の解説は、「Graphics Device Interface」の解説の一部です。
「デバイスコンテキスト」を含む「Graphics Device Interface」の記事については、「Graphics Device Interface」の概要を参照ください。
- デバイスコンテキストのページへのリンク