デニーズとの競合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 16:57 UTC 版)
同グループのデニーズジャパンが1984年にアメリカ合衆国のデニーズ社からパテント・商標を買い取り、メニューの独自展開が開始された。これにより従来は控えられていた和食や日本風洋食分野のメニューが増加した。そのため、和洋の棲み分けによって同一商圏で展開していた首都圏における同グループの郊外型店舗同士が事実上競合することになった。 バブル崩壊後の1990年代前期にはファミリーレストラン業界全体が不振に見舞われたことから、ファミールは郊外型ロードサイド店舗運営からの撤退、本来のヨーカ堂内フードコート・コントラクトフード事業へ回帰する事業戦略を発表し、1994年に郊外型店舗を同グループ内のデニーズジャパンへ売却した。
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