デジタル式映画撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/30 10:01 UTC 版)
デジタル式映画撮影(でじたるしきえいがさつえい、英語: Digital cinematography)とは、映画の撮影の段階で従来の銀塩式フィルムを使用せずに、光を電気信号に変換する撮像素子を使用して磁気テープやハードディスク等の記録媒体に記録する撮影である。 1990年代から部分的に使用されてきたが、スター・ウォーズシリーズ『スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃』から全編がデジタルで撮影されるようになった。VFXとの親和性も良く、従来のように無駄なフィルムが無く、撮影現場で映像の確認ができる利点も評価され、映画撮影の主流となりつつある。従来、フィルム式の機材を供給していたアーノルド&リヒターやパナビジョンもデジタル化の波に乗るべく参入しており、新規参入のレッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニーやシリコン・イメージング、放送用の機材を供給していたソニーやパナソニックも参入している。
- ^ 映画保存とフィルムアーカイブの活動の現状に関するQ&A - 東京国立近代美術館(2012年12月5日更新)2018年2月14日閲覧
- 1 デジタル式映画撮影とは
- 2 デジタル式映画撮影の概要
- 3 外部リンク
デジタル式映画撮影と同じ種類の言葉
- デジタル式映画撮影のページへのリンク