テッド・シャードマンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 劇作家・脚本家 > アメリカ合衆国の脚本家 > テッド・シャードマンの意味・解説 

テッド・シャードマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 15:31 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

テッド・シャードマンTed Sherdeman,1909年6月21日-1987年8月22日)はアメリカ合衆国脚本家。西部劇からSF、戦争映画まで幅広く映画脚本を書いた。

経歴

1909年ネブラスカ州リンカーンに生まれる。リンカーン市にあるネブラスカ大学オマハにあるクレイトン大学で学んだ後、NBCネットワークでラジオ、テレビを中心に活動した。戦時中は、陸軍の中佐だった。原爆投下の知らせを聞いた時、道ばたの縁石で吐いたという[1][2]

1949年、S・シルバン・シモン監督、グレン・フォード主演の映画『秘境』の脚本で名をあげた。

1953年アラモゴード砂漠での原爆実験による生物の影響を示唆した『放射能X』のプロデュースと脚本を担当。

1960年日系人の家庭で育った米兵のサイパン島での戦闘を描いた戦争映画『戦場を永遠に』の脚本を担当。

1969年、資金問題などで撮影が中断されるなかで、日米合作の『緯度0大作戦』が公開される。同作品に登場するアルファー号の進水日は、シャードマンの誕生日に由来する[3]

1987年8月22日、カリフォルニア州のサンタアナで死去。

主な作品

  • 『秘境』Lust for Gold(1949年)
  • 『総攻撃』Breakthrouth(1950年)
  • 『地獄への退却』Retreat, Hell!(1952年)
  • 放射能X』 Them!(1953年)
  • マッコーネル物語』 The McConnell Story (1955年)
  • 全艦発進せよ』Away All Boats (1956年)
  • 『セントルイス・ブルース』St. Louis Blues (1958年)
  • 『マラカイボ』 Maracaibo (1958年)
  • 『フランダースの犬』 A Dog of Flanders(1960年)
  • 『戦場を永遠に』 Hell to Eternity(1960年)
  • 『ビッグ・ショウ』The Big Show(1961年)
  • 緯度0大作戦』(1969年)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ With amusement for all: a history of American popular culture since 1830 By LeRoy Ashby
  2. ^ Kim Newman, Apocalypse Movies: End of the World Cinema (New York: St. Martin’s Griffin, 1999
  3. ^ 「緯度0大作戦」『ゴジラ画報 東宝幻想映画半世紀の歩み』竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)、第3版、150頁。ISBN 4-8124-0581-5

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「テッド・シャードマン」の関連用語

テッド・シャードマンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テッド・シャードマンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのテッド・シャードマン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS