テストの増加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 02:10 UTC 版)
「F1世界選手権の歴史」の記事における「テストの増加」の解説
1980年代後半からの傾向としてテストの重要性が増し、テストの回数がそれ以前より大幅に増えたことが挙げられる。1988年を例にとると、FOCA主催の合同テストが6回行われ、トップチームはこれとは別にプライベートテストを20回以上行っている。1988年に不振に陥ったロータスは5月半ばの段階で既に9回ものプライベートテストを行っており、ドライバーのネルソン・ピケはこのような状況について「テストのスキをみてレースをやっているようなもの。体が持たない」と語っている。 その後、トップチームはレギュラードライバーとは別にテストドライバーを確保し、テスト専門のチームを作るなどしてレース活動におけるテストの比重は一層高まっていった。 表 話 編 歴 « 前 ― F1世界選手権レース (1980-1989) ― 後 » 1980 ARG BRA RSA USW BEL MON FRA GBR GER AUT NED ITA CAN USE 1981 USW BRA ARG SMR BEL MON ESP FRA GBR GER AUT NED ITA CAN LAS 1982 RSA BRA USW SMR BEL MON USE CAN NED GBR FRA GER AUT SWI ITA LAS 1983 BRA USW FRA SMR MON BEL USE CAN GBR GER AUT NED ITA EUR RSA 1984 BRA RSA BEL SMR FRA MON CAN USE USA GBR GER AUT NED ITA EUR POR 1985 BRA POR SMR MON CAN USA FRA GBR GER AUT NED ITA BEL EUR RSA AUS 1986 BRA ESP SMR MON BEL CAN USA FRA GBR GER HUN AUT ITA POR MEX AUS 1987 BRA SMR BEL MON USA FRA GBR GER HUN AUT ITA POR ESP MEX JPN AUS 1988 BRA SMR MON MEX CAN USA FRA GBR GER HUN BEL ITA POR ESP JPN AUS 1989 BRA SMR MON MEX USA CAN FRA GBR GER HUN BEL ITA POR ESP JPN AUS
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