ティリアとの出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:17 UTC 版)
「アイリーン・ウォーノス」の記事における「ティリアとの出会い」の解説
同年、デイトナのゲイバーでティリア・ムーア(Tyria Moore)という24歳の女性と出会った。すぐに恋人同士になり、一緒に暮らすようになった。 ティリアはホテルのメイドの職を辞め、アイリーンが売春で稼ぐ手助けをした。二人の恋愛感情は1年ほどで冷めたが、信頼しあえる友人として一緒に行動していた。誰も信頼できないミサンドリーなアイリーンにとって、ティリアは唯一の大きな存在だった。二人は安ホテルだけでなく、古い納屋や森の中で夜を過ごすこともあったという。 1987年、警察は男性に対する暴行容疑でアイリーンとティリアを勾留。同年、アイリーンは無効な運転免許の保持、州間高速道路を歩行したことで召喚状を受ける。 1988年3月、デイトナ・ビーチで暴行を働いたとしてバスの運転手から訴えられた。アイリーンは運転手が口論の末に彼女をバスから押し出したと主張した。7月にはアパートで無許可でカーペットを剥がし、壁を塗り替えるなどの破壊行為により大家から訴えられた。 1989年頃には、彼女の振る舞いは明らかに常軌を逸したものとなっていった。好戦的になり、出かけるたびに誰かと口論を引き起こし、実弾を装填した銃を携帯するようになる。売春と盗みで生計を立てていたが、娼婦としては高齢であったことなどからなかなか客がつかなかったために必要最低限のものを買うのにも事欠くようになった。
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