チンギス・カンへの帰順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 20:19 UTC 版)
「ソルカン・シラ」の記事における「チンギス・カンへの帰順」の解説
テムジンがタイチウト追っ手から逃れた後もソルカン・シラは引き続きタイチウトに仕えていたが、1290年代始めにはベスト部のジェベやジャライル部のジョチ・チャウルカンらとともにチンギス・カンの下へと帰順した。 『元朝秘史』によると、この時チンギス・カンが「何故もっと早く私の下に帰順しなかったのか」と問うた所、ソルカン・シラは「拙速にタイチウトの下を離れた場合、私の家族に害が及ぶと考えられたからで、時期を選んで馳せ参じたのです」と答えたという。 1206年、モンゴル高原の統一とモンゴル帝国(イェケ・モンゴル・ウルス)建国を成し遂げたチンギス・カンによってソルカン・シラは千人隊長に任ぜられた。『元朝秘史』の功臣表では27位に列せられている。これ以後のソルカン・シラの動向は不明である。
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