タワーの建設計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/04 15:56 UTC 版)
「イベルドローラ・タワー」の記事における「タワーの建設計画」の解説
1998年、ビスカヤ県政府はビルバオ市に所有する建物すべてを売却し、計画中の150mのタワーに移転することを発表した。タワーが建設される予定の土地はレンフェ(スペイン国鉄)によって所有されていたが、7900万ユーロでビスカヤ県政府に売却された。タワーは50,000平方メートルのオフィス面積が予定されていたが、さらに10,000平方メートルはないとビスカヤ県政府の活動には十分でないと判断され、ビスカヤ県政府は全高を150mから160mに増やすよう要求した。2003年の地方選挙ではビスカヤ県知事にホセ・ルイス・ビルバオが当選し、高額の費用がかかるタワーへの庁舎移転計画を廃止することを決断した。 タワーへの移転を求めるテナントについて様々な憶測がなされたが、2004年7月、ビルバオ市はエネルギー関連企業のイベルドローラと合意に達した。イベルドローラはタワー上部の10,000平方メートルを占有して新本社として活用し、残りのフロアは他の企業のオフィススペースとなる。タワーは全高165mで地上40階建て(地下5階)が予定され、建設費は2億1,000万ユーロと試算された。低層階部分にはABBAグループのホテルが入居することが予定されたが、後に撤回されてホールに変更された。
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