タクシーの「相乗り」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:07 UTC 版)
路線バスや乗合タクシーは乗合自動車を業として行っているため、通常、相乗りとはいわない。ただし、乗合タクシーではない通常のタクシーで、タクシー待ちをしている乗客それぞれが、自分たちの意志により申し合わせて同乗する場合は、相乗りと呼ぶ。この際、メーター料金は乗客が割り勘で支払うことが多い。また、韓国の一般タクシーでは、乗客を乗せて走行中でも、運転手の判断で道路でタクシー待ちをしている乗客を拾い、相乗りが行われる場合がある(なお、韓国では相乗りは禁じられている)。相乗りした乗客は、降車時のメーター料金から、乗車時のメーター料金を差し引き、その差額に初乗り基本運賃を加算して支払うのが一般的である。 なお、日本では、通常のタクシーが運転手の主導により不特定多数の乗客を一度に乗せること(乗合行為)は、道路運送法により禁じられている。一方で見ず知らずの乗客でも客同士が申し合わせて相乗りした場合は合法である。
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