ソーシャルワーク統合化とジェネラル・ソーシャルワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/16 05:50 UTC 版)
「秋山薊二」の記事における「ソーシャルワーク統合化とジェネラル・ソーシャルワーク」の解説
社会福祉の実践方法であるソーシャルワークは、従来のケースワーク、グループワーク、コミュニティ・オーガニゼーションの三方法の分立から、一般システム理論(ルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィ)の影響を受け、ピンカスとミナハン(1973年)、秋山の恩師であるハワード・ゴールドシュタイン(1973年)、スペクトとビッケリー(1977年)、生態学的アプローチのジャーメインら(1980年)の業績により、現在はソーシャルワーク方法の統合化=統合ソーシャルワークの思考を導くに至っている。ジェネラル・ソーシャルワークは、統合ソーシャルワークとほぼ同義である。一方でジェネラリスト・ソーシャルワークという用語も知られている。 秋山によれば①ジェネラル・ソーシャルワークとジェネラリスト・ソーシャルワークは基本的には同じ概念であること、②ジェネラルは方法の統合を、ジェネラリストは分野の統合を基本的に指向していること、③現在では分野統合を基本にしたジェネラリスト・ソーシャルワークが定着しているという。そこで太田義弘、秋山薊二が方法の統合化に焦点をあてる意図を込めてジェネラル・ソーシャルワークと呼んでいる。
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